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2017年初冬版!自分で実際にやってみた感想~Uber EATS配達員は簡単には稼げない~

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Uberとは、2009年にアメリカで生まれたタクシー配車サービスです。

簡単にたとえるなら、フリマアプリ「メルカリ」同様に、「売りたい人」と「買いたい人」の間を仲介してくれるサービスです。

Uberの場合は、「タクシーが必要な人」と「運転したい人」がWin-Winの関係性で成り立つような仕組みで成り立っています。

運転手となる売り手としても、乗り手となる買い手としても登録できるのがUberです。

そんなUberの新しい事業として、日本に上陸したサービスが「Uber EATS(ウーバー イーツ)

 

買い手側のメリット

  1. 通常、宅配を行っていないレストランのメニューが注文できる(Uber限定のレストランが多数)
  2. 配送エリアならどこにいても配送してくれる

 

配送者側のメリット(「Uber」と同じ)

  1. 副業で配達員の仕事ができる
  2. 時間が空いたときに気軽にお金を稼げる(スケジュールは自分の自由)

ノマド的節約術より引用

 

 

 

まあ、配達員を現在やっている人とかやろうと思っている人であれば、詳しく説明しなくても分かるかな?

 

要は、

出勤時間自由!

休憩時間自由!

退勤時間自由!

髪型服装自由!

 

ってな感じで、働き方革命的な感じで、心ウキウキって感じでした。(実際に何十件か配達をやるまでは…)

 

 

ウーバーイーツ 稼げる』とか『ウーバーイーツ 給料』で検索してみると景気の良い給料の話が聞こえてくるんですよ…

 

 

でもね…

それらはほとんどウーバーイーツが立ち上がりたての時のレビューばかりなのよねぇ…(笑)

 

 

自分もいろんなサイトで景気の良い話が踊っていたのを受けて、ウーバーイーツをやってみた1人である。

 

自分自身がウーバーイーツを始めてみたのが2017年10月からなので、

  • ネットで見た情報とのギャップ
  • 『いや、これ絶対ぶちあたる壁なのになんで誰も紹介してないんだよ…』

的なことをお伝えしていこうと思います。(ちなみに自分は50ccの原付での配達してます)

 

 

 

 

1. 勘違いを生む報酬の表示

 

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この表示だとさ…

単純に最低でも1件の配達で470円はもらえるって思うよね?

そんでそれに『距離×150円』がもらえるのかなぁって。

 

 

でも実際は

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uber手数料なるものが基本料金から35%引かれるのよね…。

 

つまり

1件の最低報酬は470円×uber手数料(1-0.35)=305.5円

 

配達距離×150円ってのは配達するお店からお客さんの家までの距離なので、

配達依頼が入ってお店に取りに行く距離・時間は無給状態なのです…。

 

『長距離のお店への商品受け取り・短い距離の配達』×2件

みたいなのが続いたら1時間経ってた…みたいなことも普通にあります。

 

時給換算で約600円~800円くらいになることも…。

 

うーん厳しいねぇw

 

 

 

2.充電が無くなるスピードがめちゃくちゃ早い

これはウーバーイーツの配達やった時に一番最初にビックリしたことだったんですが、とにかく充電の減りがめちゃくちゃ早いw

 

 

自分はiPhone5sを使っているんですが、ウーバードライバーアプリをオンライン状態にして配達を2件完了した時点で、

100%近い充電が40%切るくらいにはなりましたw

時間にして1時間経つか経たないかくらいでです…

 

 

マップ起動してGPS機能が常に働いてる状態だとえらい電池食うんですかね…。

 

 

4件も配達やれば、ほぼ充電切れで電源が落ちてしまうでしょう…。

 

自分は

iPhone用に20000mAhのモバイルバッテリー、

Wi-Fi用に6000mAhのモバイルバッテリー使っていますが、

それでもiPhoneの方は6時間ほどで20000mAh使い切ってしまいますねw

(Wi-Fiは6000mAhのやつで1日持ってくれます。)

 

 

なので、原付から電源を取れるように準備しておくか、

iPhone用にモバイルバッテリー40000mAh分を用意しておくかしないと

1日フル稼働するのは難しいと思います。

 

ちなみに自分はWi-Fi使ってますけど、Wi-Fi無しで4Gとかでやるパターンってどうなんだろ?

 

すぐ速度制限なりそうだし、ウーバーイーツのために要領を大きいのに契約する人ってまさかいないよね…。

 

給料いいならまだしも、そんなよくないのにあれこれ初期投資を掛けなきゃいけないのはあまりにも馬鹿らしい…。

 

 

 

 

 

3.ガチでそれなりに稼ぎたいなら125ccの原付か屋根付きの原付は必須だと思う。

固定時給ではなく完全出来高制なのでとにかくスピード命なんですよ。

注文待機しているとき・お店に商品を取りに行く過程は無給なので、すり抜けとかして、無駄な時間を省くことはしなきゃいけないのかなぁって思います。

(自分はすり抜けとかでトラブルに巻き込まれて逆に損するのが嫌なので一応してないです。こする・揉める・警察に止められる等)

 

125ccの原付であれば

  • 2段階右折しなくていい
  • 第一通行帯の義務もない
  • 普通に速い

ので50ccより有利に配達ができると思います。

 

ただ、すでに小型2輪の免許持っていて、125ccのバイクも持っているよ!

って人ならいいですが、ウーバーイーツのために免許取ってバイク買うのはねぇ…。

 

そこまでいくともはや自由に働けるを追い求めすぎて逆に自由に縛られてるみたいなことになりますよね。

 

 

 

あと屋根付きの原付を使うっていう方法もあります。

 

 

これはどういうことかというと、主に雨の日限定で特別インセンティブみたいなのがあるんですが

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ショートメールで送られてきて1日の間でメールの内容の件数を達成すると配達料金とは別でボーナスがもらえるよ!って感じです。

 

 

雨の日は注文するお客さんが増えるけど、配達員は減るのでボーナスを出して釣るわけなんですが、これもねぇ…。

 

まず屋根付き原付じゃないと雨の日の配達は難しいでしょうね…。

 

屋根付きだろうと屋根なしだろうとカッパは着ると思いますが、ずぶ濡れの状態では店内・お客さんのマンションに入れないでしょうw普通に考えたら…。

 

小雨程度なら屋根なしでも軽くタオルとかで拭けばなんとかなるかなって思いますが、

大雨ならまあ無理でしょうね。

 

カッパもよっぽど品質の高いものじゃないと長時間の雨だと水はしみ込んできますからね。

 

雨の日インセンティブも屋根付き原付でないとこの報酬を得られる機会はほぼないと思います。

 

じゃあ借りるか!っていう場合でも月に2~3万円で貸してくれるとこもあったりしますけど、

  • 借りた月に雨そんな降らなかったら?とか
  • 借りたところでどこに置くの?場所借りるの?とか
  • そもそもウーバーイーツのためにそこまでする?w

っていう問題も出てきますよね…。

 

これもすでに屋根付きのバイに持ってるよ!って人ならいいですけど、そうでない人はハードル高いですよねw

 

 

 

 

4.配達は毎度毎度スムーズにいくわけではない

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これはgoogle mapに適当な場所にピンを刺しただけですが、

注文が入って取りに行くお店・そしてお客さんが届けてほしい場所にピンが刺さってて、そこを目指して配達するのですが、これが毎回正確な位置に刺さってるとは限らないんですよ…。

 

お店の刺すピンがずれていることはまあ無いですが、お客さんが届けてほしい場所を刺すピンの位置はずれていることがあるんです…。

 

 

その原因としては

  • 住所が若干間違ってる
  • 住所をはしょりすぎてる
  • 住所はあってるけど、なぜかピンの位置がずれている

など…

 

またピンの位置は合っているけど、部屋番号が書いてないってパターンもあります。

(これらのトラブルは今のとこ体感10%くらいの確率で遭遇してるかな?)

 

 

トラブルが起こるとサポートセンターに電話したり、お客さんに電話したりして正確な届け先を突き止めなければなりません。

 

 

もちろん、この電話代は自分持ちです。

 

 

時給の低下に加えて電話代という経費がかかるっていうのは嫌なところではありますよね…。

 

 

5.Uberの給料は確定申告がいる

ウーバーイーツの配達員は個人事業主という扱いなんです。

1週間単位で海外送金から口座に振り込まれるわけですが、税金は引かれてない状態で振り込まれるんですよ。

 

個人事業での確定申告とは、1月1日~12月31日までの1年間の会計結果を「確定」し、
翌年の2月16日~3月15日の間に国へ「申告」することを言います。

(その年の曜日の関係で、確定申告期間が前後することがあります。)
売上や経費、所得などを確定申告書類に記入して税務署へ提出します。

会社員の場合は、年末調整で経理の方に税金を調整してもらえるので、
多くの方は自分で確定申告をする必要がありません。
会社員で確定申告をするのは、所得控除が増えた場合や2ヶ所以上から収入がある場合等です。
税金を還付してもらえそうな場合に確定申告するのが一般的です。

 

 

年間の収入から、仕入高や必要経費を差し引いたものが「所得」です。
収入 − 必要経費など = 所得

個人事業が専業の場合、この所得が38万円以下の場合は確定申告の必要がありません。
他にも仕事をしていて、個人事業が副業の場合には、
20万円以下の場合は確定申告の必要がありません。

 

個人事業主メモより引用

 

自分自身もUberをはじめるまでよくわかっていませんでしたw

ウーバーイーツ1本でやっている人はそんないないでしょうから、

1月1日~12月31日までのウーバーイーツの経費を差し引いた所得が20万円超えたら税務署に確定申告しに行く必要があるということでしょう。

 

つまり、ウーバーイーツの配達員として使ったガソリン代やらバイクのメンテナンス代の領収証は取っておく必要がありますよね。

 

 

 

なぜなら

『ウーバーイーツの年間所得が20万を超えてて確定申告に行かないのは脱税=犯罪

なわけだから。

 

 ウーバーイーツの初給料が振り込まれたとき、銀行から『海外からの送金があった口座はマイナンバーを申告する必要があります』って手紙が来るんですよ…。

 

 

 んで口座がマイナンバーと紐付けされている状態だと税務署はお金の流れを把握できる状態になるんですって…。

 

んで確定申告する必要がある人が申告漏れとか申告をしなかった場合、過去7年間までの脱税のガサ入れで追徴課税とか財産差し押さえなどする可能性も低いながらあるんだとさ…

 

 

 

 

 

 

 

 

もうさ…

 

 

ウーバーイーツってやる価値あるの?www

 

 

そんで記事書いてて日本税金取りすぎじゃねwとも思った…(日本息苦しい)

 

まとめ

事故をするリスク、ガソリン代・メンテナンス代、電話代、確定申告により引かれる税金等を差し引いても満足のいく時給を出せる!楽しい!って人は専業的にやってもいいかも。

ただ、自由に働けるのが楽だー!普通にバイトするより時給良い!ってな感じの心構えで知識もなく専業的にやると痛い目見る場合がありそうですね…。

 

 

まあウーバーイーツも悪いとこばかりでもないんですけどね。

いろんなご飯屋さんが知れたり、街乗りが楽しかったり、届けたお客さんにありがとうと言ってもらえたり…。

 

 

誤字脱字、意味が分からないところもあったかもしれませんが以上が最近になってウーバーイーツをやってみた人の感想でした。

 

~fin~